「つくりおき.jp、便利そうだけど…高くない?」
そう思ったこと、正直ありますよね。
外食よりは安い。でも、自炊よりは高そう。
そんな“あいだ”のポジションにあるサービスだからこそ、家族4人で使うとなるとコスパが気になるところです。
この記事では、つくりおき.jpを実際に家族4人で1週間使ってみた我が家のデータをもとに、
1食あたりのコスト感や、他の選択肢との比較、自炊との違いまでリアルに検証していきます。
「高いけど価値がある?」「安くないけどラク?」
そんな疑問に、家計と実感の両方からお答えしていきます。
まず基本|つくりおき.jpの料金体系と内容をおさらい
週5日分でいくら?1食あたりの単価は?
つくりおき.jpの料金は、2024年時点で週5食セット・税込6,458円(送料込み)が基本プラン。
これは2〜3人分のおかず×5日分が冷蔵で届く内容です。
つまり、1日あたりのおかず代は:
- 6,458円 ÷ 5日 = 約1,291円/日
→ これを2人分として換算すると、1食あたり約645円
→ 3人分として換算すれば、約430円程度になります。
ただし、我が家のように家族4人で使う場合、主菜・副菜を分け合って出す必要があるため、
「1回の食卓にどれだけ出すか」で実際のコスト感は変動します。
どんなおかずが入っている?家族4人で分けるとどうなる?
つくりおき.jpの基本セット内容:
- 主菜1品(例:チキン南蛮、ハンバーグなど)
- 副菜3品(例:ひじき煮、ブロッコリーサラダ、和え物など)
→ 1パックずつ個包装で届き、冷蔵保存で5日以内に食べ切る形式。
実際に家族4人で使ったときの印象は:
- 主菜は4人で分けると1人分やや少なめ
- 副菜は日ごとに2〜3品に調整すれば分量OK
- 汁物とごはんをしっかり用意すれば、夕食として成立する
→ “夕食のベースを整える”にはちょうど良いボリューム感といえます。
実際にかかった金額と“食卓のリアル”
1週間使ってみた我が家の費用明細
我が家(大人2人+小5の長男・小1の長女)でつくりおき.jpを1週間使ってみた場合の実際の出費は以下の通りです。
- つくりおき.jp:6,458円(5食セット)
- ごはん(冷凍ストック米):約500円分(5日分)
- 味噌汁・スープ等:インスタント+自作あわせて約600円分
- 追加のおかず(卵、冷凍野菜、納豆など):約800円分
→ 合計:約8,358円/週
→ 家族4人×5日=20食で割ると、1人あたり約418円/食の計算になります。
ごはん・味噌汁をプラスしての総コストは?
おかずだけで済むわけではないので、「ご飯+汁物+つくりおき.jp」全体で見たコスパが大事。
上記の通り、追加費用を含めても1人1食400〜450円台に収まるケースが多く、外食や中食よりは割安な結果となりました。
- 外食:1人700〜1,000円
- コンビニお弁当:1人500〜600円
- 自炊:食材+時間でコスト調整可能だが、時間の負担あり
→ つくりおき.jpは「自炊と外食の間」にある存在として、納得できる価格帯です。
「思ったより高い?安い?」率直な感想
正直なところ…
- 初めて注文したときは「けっこう高く感じる」
- でも、実際に使ってみると、「このラクさでこの値段ならむしろ安い」と感じるようになりました
特に、仕事や育児で余裕がない平日の夕方に、10分で夕食が完成する価値は大きいです。
「この時間と気力を買ってると思えば、十分コスパ良いと思えた」
(共働き・30代ママの本音)
自炏・他社ミールキット・外食と比較してみた
自炊との比較:食材費・調理時間・手間
【コスト】
- 自炊は工夫次第で1人前300円以下も可能
- つくりおき.jpは1人前約400〜450円(副菜込み)
【調理時間】
- 自炊:30〜60分(下ごしらえ含む)
- つくりおき.jp:10分以内で配膳可
【その他】
- 自炊は買い物、献立決め、洗い物の負担が大きい
- つくりおき.jpは「調理も買い物もなし」で時短に大きな差が出る
→ 時間的・精神的コストまで含めると、つくりおき.jpのほうが“実質コスパ良”と感じる人は多いです。
他社ミールキットとの価格差
サービス名 価格(1人前) 調理時間 特徴 つくりおき.jp 約430〜650円 約5〜10分 調理不要。冷蔵で届く Oisix 約600〜800円 15〜20分 素材にこだわり。加熱必要 ヨシケイ 約450〜600円 10〜30分 コース選択肢が豊富 コープデリ 約400〜550円 10〜15分 冷蔵中心で組合員向け
→ 調理時間を含めた“トータルのラクさ”では、つくりおき.jpが一歩リード。
外食・中食(お惣菜)との満足度比較
- 外食は1人800〜1,200円が平均。時間も移動も必要
- コンビニ弁当やスーパー総菜は400〜600円ほど
→ 栄養バランスが偏りがち&保存料・添加物が気になる
つくりおき.jpは、家庭料理ベースで栄養バランス◎・保存料不使用・子どもにも安心。
“家で外食気分”が味わえて、コスパ的にも優秀です。
「高い」だけじゃない!コスパを左右する3つの視点
食材ロスゼロ=無駄が出ない
自炊でよくあるのが、「買ったけど使い切れなかった食材の廃棄」問題。
つくりおき.jpは、必要な分だけ調理された状態で届くので、
- 余った野菜が腐る
- 消費期限切れで捨てる
- 同じメニューばかりになる
といった無駄がなく、実は“隠れ節約効果”も高いんです。
調理・片付け時間がない=時短コストの価値
ごはんづくりにかかる1日あたりの“時間コスト”って、実は30分〜1時間以上。
献立決め/買い物/調理/洗い物……その全てをつくりおき.jpはカットしてくれます。
「1日40分浮くと、月に20時間分の時短=自由時間や仕事の余力に」
時間のゆとりが、メンタルの余裕や家族との時間に変わるのは、数値以上に価値が大きいポイントです。
子どもが食べる=外食や手作りより助かるシーン
つくりおき.jpの味つけは家庭向けでやさしく、子どもも食べやすい工夫がされているため、
- 「せっかく作ったのに食べてくれない…」
- 「外食だと味が濃すぎて残す…」
といった“食事の失敗”が減るというメリットも。
→ 食べてくれる=無駄が減る+親のストレスも減る=コスパ良し、につながります。
まとめ|家族4人にとって“時間と心の余裕”が何よりのリターン
つくりおき.jpは、確かに“毎日の自炊”よりは割高に感じるかもしれません。
でも実際に使ってみると、その差額には「時間・安心・手間ゼロ」の価値がしっかり詰まっていると感じました。
- 1食あたり約400〜450円(家族4人なら1日1,600〜1,800円)
- 調理・献立・片付けの負担がゼロ
- 食材ロス・外食・偏食リスクも軽減できる
そしてなにより、「今日のごはん、どうしよう…」という悩みから解放される。
この心のゆとりが、忙しい家庭には一番のリターンなのかもしれません。
「時間をお金で買う」と言うと贅沢に聞こえるけれど、
それが日常をラクにする選択肢なら、充分“賢い投資”です。