平日夜のごはん作り、何がそんなに大変?
帰宅後すぐに始められない現実
「仕事が終わって、帰ってきて、さあご飯を…」
と思っても、体は正直です。
クタクタの状態で買い物や献立作りから始めるなんて、正直ムリ!という人も多いのではないでしょうか。
特に子どもがいる家庭では、
- 宿題を見たり
- お風呂の準備をしたり
- 明日の保育園の持ち物チェックしたり…
ごはん作り“だけ”に集中できる状況ってなかなかないですよね。
だからこそ、短時間でパッと作れるレシピの存在がありがたいのです。
「ご飯を作ることそのものより、“何を作るか”を考えるのが一番疲れる…」(30代・共働きママ)
「考える時間」「準備する手間」が一番の壁
意外と見落としがちなのが、「調理前」の負担の大きさ。
- 食材の確認
- 献立を考える
- 足りないものの買い出し
- 食材を切る・洗う・下ごしらえする
この工程が地味に時間を奪っていきます。
でも、ここを“自動化”または“省略”するコツさえ掴めば、平日ごはんはグッとラクになりますよ。
簡単&時短を叶えるレシピの選び方
火を使わずに済むレシピを増やす
疲れている日は、コンロの前に立つだけで気が重くなりますよね。
そんなときこそ頼れるのが電子レンジ・トースター・炊飯器など“放っておける調理器具”。
- レンチンだけでできる副菜
- トースターで仕上げるメイン
- 炊飯器で作る炊き込みご飯や肉じゃが
火を使わない=見張る時間が減る=時短につながる。
自動調理家電を味方につけて、夕飯づくりを“ながら家事”に変えましょう。
調味料は3つ以内を目安に
レシピを見ると「調味料の種類が多くて疲れる…」ということありませんか?
調味料は“黄金比”を覚えるだけで、応用が効いてラクになります。
たとえば:
- 醤油:みりん:酒=1:1:1(和風煮物)
- ケチャップ:ウスターソース:砂糖=2:1:少々(洋風甘辛炒め)
毎回測らなくても、「だいたいこんな感じ」で味が決まる安心感は大きいですよ。
冷凍・常備食材を軸に献立を組む
平日、冷蔵庫を開けて「何もない…」と絶望しないために、
冷凍・常温保存できる食材を中心に回すと安心です。
- 冷凍うどん・そば・ご飯
- サバ缶・ツナ缶・コーン缶
- ちくわ・ベーコン・ウインナー
- 卵・豆腐・乾燥わかめ
このあたりをベースに「あるもので一品作れる」ようになると、
買い出しに行かずに済む日が増えて、ぐっと楽になります。
【主菜】10分以内で完成!ボリュームおかず5選
肉・魚メインでしっかり満足感
平日の夕食で欠かせないのが、パパっと作れて、しっかりお腹にたまる主菜。
ここでは、火の通りやすい素材や、下ごしらえ不要の食材を使った“10分以内レシピ”を紹介します。
1. 豚こま×キャベツの中華炒め
- フライパンで炒めるだけ
- 味つけはオイスターソース+醤油+ごま油
- 野菜もとれて栄養バランス◎
2. 鶏むね肉のチーズピカタ
- 薄くそいで火の通りを早く
- 卵+粉チーズでふわふわ仕上げ
- ケチャップをかければ子どもも大好きな味
3. サバ缶の味噌煮風レンチン
- 耐熱皿にサバ缶+しょうが+ネギ+みりんを入れてレンジで3分
- ご飯が進む味付け
- 洗い物もほぼゼロ
4. 豆腐とひき肉の韓国風炒め
- フライパン1つで調理完了
- コチュジャン+醤油+砂糖でピリ辛味
- ご飯にのせれば丼にもなる
5. 冷凍唐揚げ×ネギだれ
- チンした唐揚げに、ネギ+ポン酢+ごま油のタレをかけるだけ
- 忙しい日は“アレンジ力”で乗り切る!
「もう無理!のときに、冷凍唐揚げ×ネギだれはマジで救世主でした」(30代・ワーママ)
【副菜】あと1品ほしいときに役立つ簡単レシピ5選
野菜を使ってヘルシーに
あとちょっと野菜を足したいとき、10分以内で作れる副菜があると心強いですよね。
ここでは火を使わず、包丁もほぼ不要な“ラクうま副菜”を紹介します。
1. 無限ピーマン(レンチン版)
- ピーマンを細切りにして、ツナ・めんつゆ・ごま油と一緒に耐熱容器へ
- 600Wで2分半チン、混ぜるだけ
- 冷めても美味しく、お弁当にも◎
2. 豆腐とカニカマのごまマヨサラダ
- 絹豆腐を水切り、カニカマと混ぜる
- ごま+マヨネーズ+少し醤油で味付け
- 子どもにも人気のやさしい味
3. にんじんの塩こんぶナムル
- 千切りにんじんをレンチン(1分半)
- 塩こんぶ+ごま油と和えるだけ
- 作り置きもOKな万能副菜
4. もやしのピリ辛ナムル
- もやしをサッとレンチン→鶏ガラスープの素+ラー油+ごまで味付け
- 1袋30円で作れる神コスパおかず!
5. トマトと大葉のだし漬け
- トマトをカット→めんつゆ+大葉+水少々に漬けて冷やすだけ
- さっぱり系が欲しい夏におすすめ
どれも洗い物が最小限・切る工程も少ないので、疲れている日でも気楽に作れます。
【ごはん・丼もの】ワンボウルで済ませたいときに
調理+片付けの時短ができる救世主
「今日はもう疲れすぎてご飯だけで済ませたい…」
そんな日に助かるのが、主菜と副菜の要素を一度にまとめた“ワンボウルレシピ”です。
1. 豚バラと小松菜の塩だれ丼
- 炒めた豚バラ+小松菜に、鶏がらスープ+ごま油の塩だれを絡めてご飯にON!
- シャキッとした野菜とジューシーなお肉が絶妙
2. 鮭フレークの混ぜご飯
- ご飯に鮭フレーク+大葉+白ごま+ちょっとのマヨ
- 混ぜるだけで冷やご飯も立派な1品に
3. レンチン親子丼
- 耐熱容器に鶏肉・玉ねぎ・麺つゆ→レンチン後に卵を追加して再加熱
- コンロを使わないから洗い物も最小限
4. キムチ納豆チャーハン
- フライパン1つで完成、調味料いらず
- ピリ辛&発酵食品で疲労回復も◎
5. そぼろ丼(作り置きOK)
- 合挽き肉+砂糖+醤油+みりんで甘辛そぼろ
- 多めに作って冷凍しておけば、いつでもご飯にかけるだけ!
「具だくさん丼の日は、食後の洗い物が少ないから本当に助かります…」(40代・共働き主婦)
忙しい平日に役立つ“手抜きに見えない工夫”
彩り・器・盛り付けで手抜き感を消す
同じ料理でも、見た目を少し工夫するだけで“ちゃんと感”が格段にアップします。
- ミニトマトや大葉で色を足す
- ワンプレートにバランスよく盛る
- 木のトレーやカフェ風のお皿を使う
料理自体は超シンプルでも、盛り付けで“疲れて見えない食卓”にできるんです。
スープを添えるだけで一気に“ちゃんと感”
あと1品、というときに味噌汁やコンソメスープがあると食卓が一気に整う印象に。
インスタントでもいいから、汁物をつけるだけで、
- 食事の満足度が上がる
- 野菜を補える
- “料理した感”が増す
特に冷凍カット野菜や乾燥わかめ、粉末スープを活用すれば、3分で1品追加できちゃいます。
「冷蔵庫に何もない日は、味噌汁の具に冷凍うどん入れて“汁物どん”にします(笑)」
まとめ|平日夜は「頑張らないごはん」でOK!
平日の夕食は、がんばりすぎなくて大丈夫。
大切なのは、続けられること・疲れを残さないこと・笑顔で食卓を囲めることです。
- 火を使わない調理法
- 冷凍・常備食材の活用
- レンジやトースターに頼る
- ワンボウル・丼もので洗い物を減らす
- スープや彩りで“手抜き感”をオフ
ちょっとした工夫の積み重ねが、あなたと家族の毎日をラクにしてくれます。
毎日完璧じゃなくていい、
「今日はこれでOK!」って思える、あなたのための時短レシピをぜひ取り入れてみてくださいね。