子どもがいるけど、香水って使っていいの?
「ママになったら香水なんてダメなのかな…」
「子どもに影響があるんじゃないか心配で、もう何年も香水を使ってない」
たしかに、香りの強さや種類によっては、赤ちゃんや小さな子どもにとって刺激になることもあります。
でも、“香りをまとうこと自体”がNGというわけではありません。
むしろ、毎日忙しく過ごす中で「自分の好きな香り」をそっとまとうことで、
気分がリセットされたり、自分らしさを思い出せたりすることもあります。
この記事では、子育て中のママが安心して香水を楽しむための選び方や使い方、
TPO別のポイントやおすすめアイテムまでご紹介します。
赤ちゃん・幼児に配慮した香水選びのポイント
まず知っておきたいのが、子どもの年齢によって“香水の選び方”は変わってくるということです。
赤ちゃん期・幼児期・小学生以降で、香りとの距離感を意識するべきタイミングも異なります。
赤ちゃん期(〜1歳)
この時期は特に香りに敏感で、嗅覚も非常に発達しています。
また、ママの匂い=安心のサインなので、普段と違う香りに驚いたり、不安になったりすることも。
基本的には香水は控えめに。どうしてもつけたいときは、
- 手首や腰など、赤ちゃんに直接触れない部位につける
- 軽いオーデコロンやボディミストを1プッシュだけ
- 赤ちゃんと長時間密着する日は使用を避ける
“香らせる”というより“自分の気分転換”として楽しむ使い方がおすすめです。
幼児期(1〜5歳)
少しずつ香りに慣れてくる時期ですが、やはり強い香りには注意が必要です。
この時期も、できるだけ自然に香る程度にとどめましょう。
- フローラル系やバニラ系など重めの香りは避ける
- 無香や微香のボディスプレーや練り香水がベター
- 外出時や自分のケア時間限定での使用に
おうちの中では「香らせない」くらいがちょうどいい、という声もよく聞かれます。
小学生以降
子ども自身が香りを意識するようになってくる時期です。
「ママ、いい匂い!」と言われると、それだけで嬉しくなるもの。
このころからは、やさしく香るオードトワレなどもOKです。
ただし、香りの強さやTPOは引き続き意識しましょう。
子育て中ママにおすすめの香り系統とは?
香水にはさまざまな香りのジャンルがありますが、子育て中のママにおすすめしたいのは、以下のような“軽やかでやさしい香り”です。
石けん系(ソーピー系)
- 清潔感のある香り
- 子どもにとっても馴染みやすい
- 保育園や幼稚園でも違和感なし
シトラス系(柑橘系)
- 爽やかで軽やか
- 季節を問わず使いやすい
- 気分もリフレッシュできる
グリーン系・ハーバル系
- 自然な印象の香り
- ナチュラル志向のママにもぴったり
- アロマ感覚で使える
ホワイトティー・コットン系
- 透明感のある柔らかい香り
- 他人に気づかれにくいが心地よい
- リラックスしたい時に最適
香水というよりは、“ほのかに香るボディミスト感覚”で選ぶのがポイントです。
TPO別!シーンごとの香水の使い分け
保育園・幼稚園の送迎時
- 香り:石けん系・無香ボディミスト
- 部位:足元や腰など、子どもに触れない部位
- ポイント:香らせすぎず、自然な清潔感を
家族でのお出かけ・買い物
- 香り:シトラス系やグリーン系
- 部位:ウエストや服の上から軽くスプレー
- ポイント:香りが強くなりすぎないように注意
ママのリフレッシュ時間
- 香り:ホワイトティー・ラベンダーなどリラックス系
- 部位:手首や首すじ、枕元など
- ポイント:自分のために香りを使う時間に
家事・在宅ワーク中
- 香り:無香性や短時間で消えるミスト系
- 部位:手首やひざ下など自分だけが感じる場所
- ポイント:調理時は使用を避けるのがベター
香水以外の「香りアイテム」も選択肢に
ボディミスト・スプレー
- 肌にやさしく、香りも穏やか
- 香水よりも軽く、使いやすい
練り香水(ソリッドパフューム)
- ポーチに入れて持ち運びやすい
- 子どもと接するときでも使いやすい
ハンドクリームやヘアミスト
- 毎日のケアの中で香りを楽しめる
- 忙しいママでも取り入れやすい
アロマオイル・ロールオンアロマ
- 精油ベースでナチュラル志向の人に人気
- 肌に直接つけない空間使いも◎
よくあるQ&Aとまとめ
Q. 子どもがいても香水をつけていいの?
A. OK。ただし種類や使う量・場所には配慮が必要です。
Q. 香水をやめていたけど、また使いたい。再開のコツは?
A. 軽い香りから少量で始めましょう。足元や腰がおすすめ。
Q. 香りって本当に気分に影響あるの?
A. あります。いい香りをまとうだけで、心に余裕ができることも。
まとめ
- 子育て中でも、香水は工夫次第で楽しめる
- 香りの種類やつけ方を意識すれば、家族にも優しい
- 自分の“好き”を大切にすることが、心の余裕につながる
香水は、自分らしさを思い出すための小さなスイッチ。
香りのある暮らしで、ママとしての毎日も、ひとつ上の心地よさへ。